いよいよ、令和最初の乗り鉄です。今回使用した切符は、以前紹介した「10連休四国満喫きっぷ」です。初日5月3日は二つの観光列車に乗ってきました。「伊予灘ものがたり 大洲編」と「しまんトロッコ 2号」です。今日は「伊予灘ものがたり 大洲編」の話です。
朝3時半に起床して、始発の特急で松山に向かい、8時前に松山駅に到着。乗ってきた「特急いしづち101号」の折り返しの「特急しおかぜ10号」が出発後、8時15分頃1番線に「伊予灘ものがたり大洲編」がミュージックホーンを鳴らしながら入線してきました。
「伊予灘ものがたり」の詳しい情報法はJR四国の特設ページにお任せします。
外観の写真を撮って、一旦車内に入ります。今回私が取った座席は「2号車黄金の章 2番A席」の海側カウンター席です。
荷物を置いて、車内探検に行こうと思ったところ、隣の席の人もやってきました。だが、ちらっと見たところ、ご主人と奥様がなんと別々の車両になっているみたいでした。此方は別に何処でも良いので、奥様と席を交換することにしました。結果私の席は「1号車茜の章 2番B席」になりました。交換した切符を見ると、発券先が「巣鴨駅」だったので、東京からはるばる来てくれたんだなあと、うれしく思いました。
ちょっと、目の前に窓の桟があるのが残念でしたが、進行方向が開けているので、問題ないでしょう。車内を少し探索します。
愛媛のゆるキャラ「みきゃん」も端午の節句仕様です。
8:25 松山駅出発。駅員さんや、清掃員、運転所の方々に手を振って頂きながら、定刻に出発しました。「伊予灘ものがたり」は沿線で色々な方々が手を振って頂き、地元を盛り上げようとしているのがよく感じます。特に「五郎駅」手前からは、家族総出で表に出てきて手や、旗を振ってくれます。
今回は、贅沢にモーニングプレートを予約しました。今回の料理は【マーマレードで初夏を味わうワンプレート】です。なんと、「マーマレードの世界大会」が今年の5月12日~19日迄八幡浜市で開催されるため、このテーマになったみたいです。
サラダのドレッシングにマーマレードが使われています。初夏らしい上品な味付けでした。アスパラのハム巻きも、アスパラが苦手な私でも抵抗なく美味しく食べられました。リングサンドも見た目以上にボリュームがあり、色々な食材の味が上手く合わさり、色々な味の変化が楽しめました。また、コーヒーカップは全て砥部焼のカップで、全員?カップが違います。私のいかにもタイプや花柄やマグ風など各種多様でした。
食事を楽しんでいると、列車は「向井原」駅を海側に、「愛ある伊予灘線」に入ります。現在特急等は全て「内子線」に入ります。 9:16下灘駅到着。行程中下車できるのはこの駅のみです。
今日も、到着時観光客の人が数十人集まっていました。乗客と観光客で列車周辺は大撮影会状態です。私も、出来るだけ人を入れないよう撮影しましたが、難しいですね。この駅は「青春18きっぷ」ポスターに3度採用されています。また、「男はつらいよ 第19作」や木村拓哉主演ドラマ「HIRO特別編」などのロケ地としても有名です。有名なアングルはこれですよね。
正直、大勢の人混みのなか、このような写真は、まず無理でしょう。ましてや、背景に「伊予灘ものがたり」の列車を入れて撮るなんて。
10分の下車後、9:26下灘駅出発。出発後すぐ、串の鉄橋を通過します。眼下には綺麗な水辺の上を通過します。
そして、「喜多灘」に停車。ここは「大洲市」と「伊予市」の境界線に当たります。丁度境界位置にアテンダントさんが描いた看板が立てられています。
このあたりで、アテンダントさんが写真を撮ってくれます。私も記念にパチリ!。
そして、列車はいよいよ「五郎駅」に近づいていきます。
駅ホームには、タヌキ駅長を始め,子だぬき駅長、地元の方が歓迎の手振りをしてくれます。嬉しいですよねー。皆さんの歓迎の手振りを後に、列車は終点の伊予大洲に向かいます。途中、ワゴンサービスでグッズの販売や、お土産(今回は「みそ汁」や「ポストカード」など)を頂きました。グッズは今回「マグネット」を購入しました。このマグネットは、先日「マツコの知らない世界 車内販売の世界」で、出演してたアテンダントさんが描いたイラストがマグネットになっています。450円でした。また、席を替わったご夫婦より、クッキーを頂きました。
10:27 伊予大洲駅到着。とても楽しい、2時間でした。何度乗っても、四国の観光列車は最高ですね。6日には、道後編に乗ってきます。楽しみです。